MOMASコレクション第3期(2017.10.7-12.24)@埼玉県立近代美術館
2017年10月19日 更新
MOMASコレクション第3期
2017年10月7日(土)〜12月24日(日)
「MOMASコレクション」は、県立近代美術館の収蔵作品を中心とした展示プログラムです。従来の常設展の枠を越えた新しい試みに取り組み、特別プログラムを交えた展示を年4回に分けて行っています。
今回開催する第2期では、印象派のピサロなどの西洋近代絵画や県ゆかりの画家・瑛九の新規購入作品、子どもを題材とした作品や子ども向け雑誌の付録として描かれた作品、深谷市出身の日本画家・江森天寿の日本画や浦和の地に文化的土壌が育まれた資料などをご覧いただけます。ぜひ御堪能ください。
※「MOMAS」は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。
会期
2017年10月7日(土)~12月24日(日)
開館時間:10:00~17:30(展示室への入場は17:00まで)
休館日:月曜日(10月9日は開館)
観覧料
一般200円(120円)、大高生100円(60円)
※( )は20名以上の団体料金です。※当日のみ再入場ができます。
※中学生以下及び障害者手帳等を御提示の方(付き添い1名を含む)は無料です。
※企画展観覧券をお持ちの方は、併せてMOMASコレクションも御覧いただけます。
展示テーマ
(1) セレクション:ピサロとか岸田劉生とか
象派のカミーユ・ピサロや、日本近代洋画を代表する岸田劉生の作品など、西洋近代絵画に日本近現代の作品を交えて紹介します。
出品作家:カミーユ・ピサロ、クロード・モネ、岸田劉生、瑛九など
(2) 描かれたこどもの世界
子供を主題にした作品や子供たちのための仕事など、子供や物語の世界に憧憬した作家たちの作品を紹介します。
出品作家:奥瀬英三、山本日子士良、元永定正など
(3) 明治・大正の日本画―江森天寿を中心に
草花のみずみずしさを捉えた写実的な花鳥画を得意とした深谷市出身の日本画家・江森天寿を中心に、自然を画題にした明治から大正期の日本画をご覧いただきます。
出品作家:江森天淵、奥原晴湖など
(4) 近代浦和・文化の景色
美術館が建つ浦和に文化的な土壌がはぐくまれた時代の空気を、旧制浦和高等学校、埼玉県女子師範学校などの学生たちの様子を伝える資料から探り、浦和画家の作品とともに紹介します。
出品作家:林倭衛、高田誠、寺内萬治郎など
関連イベント
(1) サンデー・トーク
学芸員が展示作品から1点を選んで解説します。
場所:1階展示室/費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
・日時:10月15日(日)15:00~15:30
作品:野村仁《太陽7月》1992年/担当学芸員:大浦周
・日時:11月26日(日)11:00~
開館35周年企画「サンデートーク・スペシャル」として拡大版を行います。展示室外の作品解説も予定しています。/担当学芸員:鴫原悠、梅津元、渋谷拓、菖蒲澤侑(予定)
・日時:12月17日(日)15:00~15:30
作品:元永定正《みっつのかたちはしろいせん》1984年/担当学芸員:石井富久
(2) 美術館サポーターによる作品ガイド
10月7日(土)、8日(日)を除く会期中の毎日14:00から30分程度、美術館サポーター(ガイド・ボランティア)が展示作品について解説します。
場所:1階展示室/費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。